2017-10

近江鉄道日野駅 再生完成

近江鉄道の日野駅が再生された。
https://mainichi.jp/articles/20171002/k00/00e/040/166000c
 町の歴史を100年間見守り続けた旧駅舎を解体から守ろうと、官民が一体となり駅舎改修費7,300万円の約3割を寄付で補てん。以前の姿をとどめたままでの耐震化などに取り組んだ。再生工事完了を祝うイベントが開かれた。
 改修前の日野駅は1916年に建てられ、安全面から新しく簡易な駅舎への建て替えも検討されていた。それに反対する町民と町などが昨年春に「日野駅利用促進活性化懇話会」を設立し、ふるさと納税制度を活用した保存活動に取り組んできた。

<コメント>
 日野町といえば、蒲生氏郷が知行したまち。また近江商人発祥の地の一つ。蒲生氏郷は、その後、伊勢、会津と転封になっているが、その間も、日野商人との連携は行っていた。多くの日野町民が蒲生氏の知行地で商売をしている。寛永年間、蒲生家の断絶により日野は一時活況を失ったが、しかしそのことが逆に奮起をうながし、地場産業の日野椀や売薬、帷子、小間物をもって全国へ行商することが盛んになった。そういうこが日野のポテンシャルになっていると思われる。日野町のシンボル的存在の一つ、日野駅を残そうと、市民も参加した。(tk)
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「セミデマンド交通システム」実証実験/豊岡市城崎町

 近畿大学のプレスリリース
http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/CNRR2017156348.html
と,読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20171002-OYTNT50480.html
によると、
 近畿大学経済学部では、大阪大学、豊岡市、全但タクシーと産官学連携し、高齢者も多く暮らす豊岡市城崎町の円山川右岸地域において専用端末を用いた簡易乗降車予約システムの導入に向けた実証実験を、平成29年(2017年)10月から1年間実施するとのこと。
 対象となるのは、同町の飯谷と楽々浦、戸島、結(むすぶ)の4地区(計約150世帯)。近くの県道を運行していた路線バスが昨年6月から運休し、公共交通の<空白地域>になっている。
 運行は全但タクシーが担当し、予約に応じて週3回(月、水、金曜)、1日3往復運行。事前登録した住民約100人が専用端末などで利用予約すると、タクシーに搭載した端末に予約情報が伝わり、地区内から町内の行政・金融機関や医院、スーパーなど7か所の指定乗降場まで利用できる。

<コメント>
 料金がどこにも書いてないので、おそらく無料ということと思います。実証実験だからありかと思います。
 高齢者も多く住むということですが、高齢者が専用端末を使いこなせるのか、疑問が残ります。
 今回は、近畿大学、大阪大学といった学の粋を極めた「セミデマンド交通システム」ということのようですが、その中身がよくわかりません。是非教えてほしいと思います。(tk)

路線バス・コミュニティバスを活用した宅急便輸送

ヤマト運輸貨客混載
ヤマト運輸のプレスリリース
http://www.yamato-hd.co.jp/news/h29/h29_64_01news.htmlと、
(EIC) http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=&serial=39679
によると、
奈良県内の2箇所で、「貨客混載」の社会実験をやるという。
(1)天川地区では、奈良交通洞川線で、大淀バスセンターで、セールスドライバー(SD)が宅急便を積み込み、天川川井バス停で、現地のSDが荷物を受け取り宅配する。
(2)奥宇陀地区では、コミュニティバス「奥宇田わくわくバス」の受託者の奈良交通の榛原営業所で宅配便を車内に積み込み、集配エリアの掛西口バス停で、現地のSDが荷物を受け取り宅配する。
いずれも、2017年10月1日から、2018年3月31日迄。
奈良県の予算を活用する。
メリットは、
(1)地域住民にとって、地域のバス路線網が維持されることにより、交通利便性が維持される。
(2)奈良交通・宇陀地域協議会にとって、バス路線網の維持につながる新たな収入源を確保することができる。
(3)ヤマト運輸にとって、担当SDの往復走行距離と時間が削減されることにより、SDが休憩時間をより取りやすくなるとともに、集配時間を拡大することができる。
奈良県では初めて。
他府県では、岩手県(2015年6月)、宮崎県(2015年10月)、北海道(2016年9月)、熊本県(2016年10月)、兵庫県(2017年6月)で行われているとのこと。

<コメント>
ドライバーの負担が減って、バス路線の採算改善、維持にも貢献するとは、いい方法だと思います。いずれも1時間近くバスで輸送していることになり、このぐらい離れた町の場合は有効だが、大都会では当てはまらないと思います。

北陸新幹線で京都-大阪間、学研都市経由が提案される

北陸新幹線の敦賀以西ルートを議論する与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームの検討委員会で、京都大阪間の学研都市経由案が提案されたとのこと。藤井聡教授による。学研都市から枝分かれして新大阪への線と、天王寺への線があり、ゆくゆくは関西空港へもアクセスすべきという。
福井新聞の記事 http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/super_expless/93278.html
北陸新幹線大阪南回り案
コメント
学研都市を経由するといいうのは学研都市に刺激を与える上で、絶好の案だと思う。(t.k)

泉北高速鉄道がダイヤ改正

泉北高速鉄道では、12月5日からのダイヤ改正を発表した。(10月8日)
http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/151008.pdf
それによると、
○特急「泉北ライナー」の運行開始
 平 日 上り7本、下り6本 ただし、特急料金 大人:510円、小児:260円
○区間急行の増発
 平 日 朝 上り6本(和泉中央発6時54分~7時53分)、現行は4本、ただし、準急は減るかも。
 準急との差は、中百舌鳥、百舌鳥八幡、三国ヶ丘が通過となること。

素人考えだが、中百舌鳥での地下鉄乗り換えが減るのではないか。また、通勤で特急料金を払う人がどれだけいるか、等が疑問が残る。(t.k)

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 NPO法人地域デザイン研究会は、まちづくりに関係する公共団体・コンサルタント・建設・鉄道・企画・広告・銀行・エネルギー等、多くの分野に携わる者が、都市・地域づくりに貢献するため設立したものです。そして、これまで20年間(法人設立は2000年)、研究を積み重ね、その成果を社会に発信してきています。
 今回、その中の公共交通分科会において、「交通ご意見番」を開設しました。日常生活において、大変重要な「交通」ついて、現状からの問題点など、ご意見をお寄せいただければ幸いです。ご意見をメールでお寄せいただくことも出来ます。
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