2017-11

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埼玉でデマンド交通広がる 不振の循環バス代替

埼玉県でもコミュニティバス(循環バス)が不振で、デマンドバスに切り替える動きになっている。
日経新聞によると、

 埼玉県内の自治体で、利用者の要望に応じて車両を運行する「デマンド交通」が増えている。新たに本庄市、川越市、行田市の3市が10月から、利用客の少ないコミュニティーバスの不振路線の代替として実証実験を含めて走らせる。財政効率の向上を理由に同様の動きが今後さらに広がる可能性が高い。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO56971450U3A700C1L72000/


 本庄市の場合、これまで旧児玉町山間地域は「いずみ号」、同地域を除く3地域は「市内循環バス」と呼ぶコミュニティーバス(計7路線、1日各4便)が走っていたが、財政支出の割に利用が少ないことを理由に9月末で運行を終了する。
 それに替わり、10月1日からほぼ市内全域でデマンドバスを導入する。利用者は前日までに予約し、あらかじめ決められた乗降ポイントを利用する。運賃は従来の100円から300円にアップする。
 今までのコミュニティバスが、市内各地区の要望に配慮して、ルート距離が長い長大路線になっていた。
 デマンドバスになっても、前日の予約、運賃のアップで利用者に負担をかける結果になるだけに、実験後は白紙という。

コメント
 行政が主導すると、どうしても公平性から、長大路線になりやすい。さりとて、まるっきり住民で走らすというのは、組織力と採算性で難しい面もある。この間をうまくコラボできる仕組みが望まれる。(tk)
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テーマ:地域公共交通 - ジャンル:政治・経済

苦戦続くコミュニティバス(長野県の場合)

日経電子版によると、

長野でデマンド交通広がる 従来型バスを補完
2013/6/21 23:25
 利用者の予約に応じて自治体がミニバスや乗合型のタクシーを走らせるデマンド交通が長野県内で拡大してきた。駒ケ根市と千曲市が今春から導入。2007年から運行させている安曇野市も利用者数を大きく伸ばしている。路線が実態に合わなくなった地域バスを代替・補完する位置付けだ。各自治体とも従来のバスより運営費の無駄を省ける方式をとることで、財政支出の拡大を抑えつつ地域の足を維持・確保する道を探っている。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO56478090R20C13A6L31000/



デマンド交通拡大のきっかけの一つとなったのは、民主党政権での事業仕分けで、補助金の見直し。11年度から始まった新しい補助金は、補助対象を運行経費のみに搾り、路線も限るなど算定方式が大幅に変わったこと。
駒ヶ根市では経過措置が続いていた11年度に補助金2,700万円を受けたが、今後は1,000万円程度に圧縮されると言われ、デマンド交通に転換。他に、診療科目を減らした病院の影響。商業施設の郊外化などの影響しているという。市の右端が膨張してきたので、今年4月から乗り合いタクシーの導入と割引タクシー券の配布で市民の足を確保することにした。
千曲市では、同様の理由で、市内循環バスの市の負担が7,500万円の膨張したため、乗り合いタクシーの導入と循環バスの縮小を行い、市の補助金を圧縮する。

デマンド交通にしても、うまくいくとは限らない。予約が必要、料金が上がる、公法不足などで、利用者が伸びないレイ具亜ある。11年度から実施した岡谷市では、12年度は運行可能な340回の内、予約があったのは5回。利用者は12人だったとのこと。

コメント
これらは、役所が運営するシステムで、利用者に「自分たちの交通」という意識がなく、ついつい便利なクルマに乗ってしまうのではないか。住民が主体となって(役所も援助するが)、計画立案し運営するということでないと、利用は伸びないのではないかと思う。(tk)

テーマ:コミュニティバス - ジャンル:地域情報

豊中でも、コミュニティバス試行開始

豊中で、コミュニティバスの実証実験が始まった。

コミュニティーバス“発車” きょう、豊中で初
2010年12月11日
 大阪府豊中市と同市ESTモデル事業推進委員会(会長・新田保次大阪大教授)は11日、同市西部の原田・利倉地域と阪急曽根駅を結ぶ同市内初のコミュニティーバス「エコラボバス」の運行を始める。
 バスの車体には、路線周辺の幼稚園や小、中学校の子どもたちが描いた絵がラッピングされている。
乗降口や車内はバリアフリー化されているほか、非接触型ICカードや磁気乗車券にも対応している。
 平日16便、土曜日15便、日・祝日13便を運行。阪急バスに委託し、2013年3月末までの利用状況に応じて運営を見直す。運賃は大人210円、子ども110円。
 市民会館で11日開かれる「とよなか市民環境展」で、午前10時からバスの出発式が行われる。
 運行についての問い合わせは電話06(6866)3145、阪急バスへ。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/101211/20101211038.html



これは、行政が事業主体となって、交通事業者(阪急バス)に委託するコミュニティバスです。

最近、国の「地域公共交通活性化・再生事業」により、実証実験に入ったあるいは入る自治体が次のところに見られます。

○岡山県総社市 デマンド型 11年4月より予定
○長野県茅野市、原村 デマンド型 10月2日より
○静岡県袋井市浅羽東地区 市が地元運行委員会に委託、ボランティア運転、料金無料 12月1日より
○栃木県さくら市 デマンド型 乗り合いタクシー 11月より
○栃木県佐野市北部 デマンド型 10月末より
○茨城県日立市中里地区 09年度実証実験の後、本格運行 デマンドタクシー NPOが実施
○茨城県かすみがうら市 デマンドタクシー シャトルバス 10月1日より
○群馬県太田市 無料運行デマンドバス 高齢者、障害者に限定、4月より 緊急雇用対策事業 その後も継続予定
○沖縄県浦添市 12月1日より3ヶ月 その後民間路線バス事業としての本格運行を目指す。
○岡山県井原市 デマンド型乗り合いタクシー 10月8日より11年3月迄
○静岡県磐田市 デマンド型乗り合いタクシー 11月1日より
○岡山県笠岡市 デマンド型乗り合いタクシー 12月より
○大分県玖珠町 福祉バスの拡充 有料 高齢者以外も乗車可能 11月1日より 13年3月まで
○鹿児島県薩摩川市 横断シャトルバス 11月1日より
○千葉県船橋市八木が谷地区 デマンド型乗り合いタクシー 東大大学院開発のシステム 11月1日より3ヶ月
○栃木県宇都宮市城山地区古賀志町 デマンド型乗り合いタクシー 地元運営協議会 12月1日より1年間
○広島県安芸高田市 路線バスと予約乗合型ワゴン、地域運営の3公共交通を組み合わせ 10月1日より
○千葉県山武市 乗合タクシーとバスを組み合わせ 10月より
○福岡県田川市 路線バス型 10月より
○佐賀県鹿島市 路線バス型 10月1日より
○長野県松本市四賀地区 デマンド型乗り合いタクシー 10月1日より
○鹿児島県鹿児島市 路線バス型 10月1日より
○岐阜県輪之内町 路線バス型 既設路線の廃止・再編 10月1日より

まだまだ続きますが、それぞれに地域で、工夫をしているのがわかります。
実証実験後も生き残るかどうか、地域住民がが自分の交通として、積極的に利用するかどうかにかかっていると思います。
(TK)

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醍醐コミュニティバス市民の会副会長の話を聞いて

昨日、佛教大学主催で、「第5回北野フォーラム-北野から発信するまちづくり-」がありました。。
同大学では、北野商店街振興組合と連携した活動を行っており、その中で、「西陣デマンド交通」の実現をめざしています。その中で、先進事例としての、醍醐コミュニティバス市民の会副会長を招いて、話を聞いたもの。
「週刊まちづくり」で紹介があり、聴講に及びました。
概要は次のようでした。
基調講演は、同会副会長の吉村睦子氏です。

------------------------------------------------------------------------------
○これまでの経過
・地下鉄が開通した時に、市バスが廃止になり、地下鉄の駅に行くにも不便になった。
・動機は、自分の家は高台にあり、今は車で移動できるが、運転できなくなった時に、帰りが坂で、出かけられなくなるという危機感から。
・実現するまでに3年半かかった。
・大学との連携がなかったら、出来なかっただろう。カナダへ視察に行った時でも、行き先など大変お世話になった。
・自治会連合会が主体となり、自分たちが経営するという観点から、計画を練っていった。
・住民全員のものにするため、校区内各自治会に出ていき、説明、討論を繰り返した。延べ100回以上の集会に出かけていった。はじめは、「行政のやることではないか」という意見が多かった。
・採算では苦労した。額は言えないが、運行費が15とすると、運賃収入が9、あとは寄付金でまかなう方式。
・中核となる企業が協力してくれることになった。武田病院、大規模スーパーマーケット、醍醐寺など。
・停留所の調整は地域でやってくれた。
・寄付には、見返りが必要で、バス停名の副称と、バス内のアナウンスで対応している。広告料。
・京のアジェンダ21フォーラムも調整に走り回ってくれた。
・パートナーズの勧誘は大変。形のないものに金を出してくれというのは、なかなか難しい。何回も通った。

○運行概要
・5路線。5号線以外すべての路線が武田病院を起点としている。終点はスーパーマーケット。
・毎時7分、37分というように、ダイヤを決めているので、年寄りでも覚えられる。
・病院へ行けるように、8時からスタート。
・1回200円。1日300円。
・運営主体は醍醐コミュニティバス市民の会、委託先はヤサカバス。

○その後の経過
・利用者は順調に伸びている。H21年度、60万人。7周年(H23.2.16)で延べ300万人目標だが、達成できそう。
・2006年10月から敬老パスを発行している。その後、運賃収入がガタ減り。
・福祉政策として、敬老パスに対して、市からの交付金も出るようになったが、乗った距離で計算されるので、十分ではない。それでも、福祉は大事なので、続けている。
・利用促進として、観光で桜の時、紅葉の時にボランティアで、バスに乗るように誘導している。
・年寄りが出かけるようになった。スーパーでゆっくりして客同士で、話したりしている姿が見られる。
・公共交通への住民意識が変わってきた。
・月1回、運営について会議をしている。自治会連合会、パートナーズの代表、ヤサカバス、などが集まる。
・時刻表は、全戸配布した。57,000戸。
・停車時間、運行時間などダイヤは、専門の先生におまかせしている。
・事務局に1名雇用している。市役所でお世話になった方、定年後。
・いろいろ各所から調査に来られるが、その後実現したという話は聞いていない。
----------------------------------------------------------------------------------

醍醐コミュニティバス市民の会で活躍している副会長の話が聞けたのはよかったと思います。
地域の課題は、それぞれ独特であり、それにあった知恵と力を出して、地域で解決するしかないと思いました。地域の力と、そこへ専門家のアドバイスと、行政の手助けがあって、成功したのだと思います。

toaru-kamada@nifty.com

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富山市水橋地区、NPOによるコミュニティバス実験運行

住民の移動手段を確保するとともに、地域の活性化を図るコミュニティバスの実験運行が1日から、富山市水橋地区で始まりました。
実験運行の期間は、この日から1年間を予定していて、バスは平日の午前7時から午後7時台まで、58か所の停留所がある1周85分のルートを1日7便運行します。運賃は1回の乗車につき小学生以上100円です。NPO法人水橋ふれあいコミュニティバスでは、1便当たり5人の利用を目標にしていて、1年後には本格運行に移行する予定。
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20100301155443

富山市と地元住民らでつくる「水橋コミュニティバス運行協議会」(濱田康治会長)で検討してきたもの。
計画は11月の同市交通会議で承認された。
水橋地区では、海岸近くを通るバス路線があるものの、JR水橋駅やショッピングセンター、郵便局や小学校などを結ぶ公共交通機関はない。住民の要望を受け、地区の自治振興会などが中心となり、地区を循環するコミュニティバスの導入を進めている。11月の同市交通会議で承認された。同協議会は「水橋ふれあいコミュニティバス」としてNPO法人化された。
住民に「水橋コミュニティバスを支える会」への入会を呼び掛けるほか、協賛企業を募る。支える会の会員は、年会費1万円で家族で共有できる乗車無料のパスカードが利用できる。
http://www.kitanippon.co.jp/pub/fmail/backno/toyama/2009/0386.html

運営は水橋西部、東部両地区の自治振興会と富山市北商工会水橋支部、同店などでつく るNPO法人が担う。市が運行経費の45%を補助、残りを運賃収入や協賛金などで賄う 。水橋西、東部を中心に巡る1周約35キロのルートに48停留所があり運行時間は午前 7~8時と同9時~から午後7時半。約1年の実験運行で経営の安定性やルート、停留所 を検討し、本格運行に移る。3月中はジャンボタクシー2台、4月からマイクロバス1台 で走る。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20100302203.htm


 詳しい枠組みはわかりませんが、地元自治振興会が中心となって、市や商工会とでNPO組織にして、運営していくところが、いいと思いました。利用者側も経営に参画するということです。
(TK)

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 NPO法人地域デザイン研究会は、まちづくりに関係する公共団体・コンサルタント・建設・鉄道・企画・広告・銀行・エネルギー等、多くの分野に携わる者が、都市・地域づくりに貢献するため設立したものです。そして、これまで20年間(法人設立は2000年)、研究を積み重ね、その成果を社会に発信してきています。
 今回、その中の公共交通分科会において、「交通ご意見番」を開設しました。日常生活において、大変重要な「交通」ついて、現状からの問題点など、ご意見をお寄せいただければ幸いです。ご意見をメールでお寄せいただくことも出来ます。
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