FC2ブログ

2018-10

近江鉄道存続へ 県、自治体が方針固める インフラ管理と運行、分離を検討

 毎日新聞によると、近江鉄道に関して、県と沿線市町は、上下分離に向けて方針を固めたようである。ブログ「たべちゃんの旅行記「旅のメモ」」から紹介いただいた。
 記事は、https://mainichi.jp/articles/20180718/ddl/k25/020/485000c?pid=14509
 今年で開業120周年の近江鉄道は、彦根、近江八幡、甲賀、東近江、米原の5市と、日野、愛荘、豊郷、甲良、多賀の5町を走り営業規模は59.5km、年間3億円以上の赤字が嵩み、累積赤字は過去20年間で30億円以上に達している。沿線の人口減少も見込まれることから「設備の更新をしながら鉄道事業を続けるのは困難」と、2年前に県と沿線自治体に説明していた。
 これを受けて、県市沿線市町は検討を重ねてきたが、インフラ管理と運行サービスを分ける「上下分離方式」を採用し、県や沿線自治体がインフラ面を保有することを含めて、地域公共交通活性化再生法に基づく、地域公共交通網形成計画を策定する方針が、関係者の間で合意した。
近江鉄道路線図のコピー2(路線図はwikipediaから)
 今後は、一般財団法人「地域公共交通総合研究所」(岡山市)に調査を委託し、その後法定協議会を設置する方針。
(コメント)
 「地域公共交通総合研究所」は、両備グループ会長の小嶋光信氏が理事長を務めている。
 アドバイザリーボードには、土井勉(大阪大学 COデザイン・センター 特任教授)や、加藤博和(名古屋大学大学院 環境学研究科 教授)なども名を連れている。岡山は全国の地域公共交通に関して、司令塔のようになってきている。
スポンサーサイト

伊賀鉄道の公有民営方式 2年後の移行に向け確認書締結

伊賀鉄道の公有民営方式が決まったようです。
伊賀younet http://www.iga-younet.co.jp/news1/2015/03/2-63.html
伊賀鉄道のHP http://www.igatetsu.co.jp/150327_new-scheme%20press.pdf

伊賀上野・伊賀神戸駅間 16.6キロ、14駅の伊賀線は経常損益△316百万円/年(13年度)なっていた。
17年4月の移行を目指して、国土交通省に申請手続きに入る。

スキームは
近鉄から伊賀市へ、一時金3億円の支払い
鉄道施設・車両の無償譲渡
用地の無償貸与

移行後の分担は、
伊賀鉄道が第2種鉄道事業者として、運行・営業を行う。
伊賀市が、第3種鉄道事業者として、施設・車両の所有・維持管理を行う。

市が試算した収支では、初年度が2800万円の赤字、10年目の26年に黒字化を目指す。

市の維持管理にかかる費用は、10年間で、1億8400万円と見込んでいる。

公共が施設を持ち、維持管理を行うことにより、鉄道の運営が楽になる。
伊賀線路線図
(伊賀鉄道HPより)
今後の推移に期待したい。

(tk)




KTRの運営方針について話すウィラーアライアンスの村瀬社長

KTRの運営方針について話すウィラーアライアンスの村瀬社長 »

JR紀勢線と南海本線、加太線、和歌山電鉄貴志川線の相互乗り入れ検討

JR紀勢線と南海本線加太線、和歌山電鉄貴志川線相互乗り入れについて、YOMIURI ONLINE で次のような記事がありました。

 県は16日、和歌山市内などを走るJR紀勢線と南海本線加太線、和歌山電鉄貴志川線相互乗り入れを推進するための検討会を、年内にも関係機関と設置する方針を示した。実現すれば、利用者の利便性向上や大阪方面からの誘客につながるとみている。
 同日の県議会一般質問で、明らかにした。現在、各路線を相互に利用する際は、JR和歌山駅や南海和歌山市駅での乗り継ぎが必要で、利用者からは「それぞれの駅に直通するような路線再編を考えてほしい」と要望する声が鉄道各社に寄せられていた。
 県総合交通政策課によると、検討会は県、和歌山市と各鉄道事業者でつくる予定。南海本線加太線がJR和歌山駅まで、また貴志川線が南海和歌山市駅まで、それぞれ直通することを念頭に話し合いを進める。
 今後、検討会で保安設備やホームの改良、採算性といった経費面などの課題を洗い出し、乗り入れの実現性を探っていく。
 県企画部の野田寛芳部長は「相互乗り入れは、街の活性化にも効果が期待できる。克服すべき課題は多いが、積極的に取り組んでいく」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20140916-OYTNT50216.html


この記事、たべちゃんの旅行記「旅のメモ」さんから、紹介のあったものです。
http://tabechan.cocolog-nifty.com/note/2014/09/post-f2f2.html

コメント
これは、貴志川線の活性化にもつながり、和歌山市周辺の交通利便性にとって、大変有効な方法だと思います。

ウィラーエクスプレスが、KTRの運用を引き受ける

ピンク色の高速バス「ウィラーエクスプレス」で知られるウィラーアライアンスが、京都府などが出資する第三セクター・北近畿タンゴ鉄道(KTR)の運行会社候補に選ばれた。今後は国から鉄道事業者としての認可を得て、2015年3月までに新体制へと移行する。http://toyokeizai.net/articles/-/40782


上下分離方式によるKTRの運用を、バス事業でユニークな発展をしている、ウィラーエアライアンスが引き受けることになった。

応募に当たってのウィーラーの提案は、
「外部の専門家による安全評価外部委員会を設置するとともに、社員の継続雇用など現行の安全体制を継承するというもの。さらに、全車両の運転席にドライブレコーダーを取り付けて、日常的にデータ解析を行うという取り組みも評価された。高速バスで導入が進むドライブレコーダーを取り付けて、日常的にデータ解析を行うという取り組みが」評価されたという。

ウイラーアライアンスの村瀬社長は、KTR再生への戦略として、

〇運行本数を増やし、1時間おきに同じ時刻に発車するパターンダイヤを導入する構想。
〇鉄道を軸として、そこへ機動力のある路線バスをスムーズにつなげば駅へのアクセスを改善できる。その場合担うのは地元バス事業者。
〇観光により外部から人を呼ぶことも大事だが、まずは、地元市民の利便性向上策を優先する。
〇まず、ITを駆使して駅を住民同士のコミュニケーションの場として活用していく。さらに、何年か先には「最先端のIT列車」を作る。
など、話しているという。

(コメント)
村瀬社長の意欲的な取り組みに期待する。観光資源があり、北近畿で重要な位置を占める鉄道だが、クルマとの競争が課題と思う。ITを活用したコミュニケーションも興味がある。今後に期待する。(tk)

«  | ホーム |  »

プロフィール

交通ご意見番

Author:交通ご意見番

「交通ご意見番」へようこそ
NPO法人地域デザイン研究会

 NPO法人地域デザイン研究会は、まちづくりに関係する公共団体・コンサルタント・建設・鉄道・企画・広告・銀行・エネルギー等、多くの分野に携わる者が、都市・地域づくりに貢献するため設立したものです。そして、これまで20年間(法人設立は2000年)、研究を積み重ね、その成果を社会に発信してきています。
 今回、その中の公共交通分科会において、「交通ご意見番」を開設しました。日常生活において、大変重要な「交通」ついて、現状からの問題点など、ご意見をお寄せいただければ幸いです。ご意見をメールでお寄せいただくことも出来ます。
koutsugoikenban@npo-rdi.com

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (2)
交通ご意見番 (2)
交通案内システム (1)
地域交通 (17)
1000円高速 (1)
阪神なんば線 (1)
新幹線 (2)
北陸新幹線 (2)
関西国際空港 (1)
? (0)
関西の鉄道 (6)
公共交通基本計画 (1)
??? (0)
コミュニティバス (6)
新線計画 (3)
交通政策 (6)
交通基本法 (2)
地域公共交通 (11)
地方鉄道 (9)
公共交通 (2)
大阪御堂筋LRTとみどり軸 (1)
東北沿岸鉄道 (2)
東北の鉄道 (0)
路面電車 (1)
都市鉄道 (2)
レンタサイクル (1)
駅とまちづくり (1)
上下分離鉄道 (1)
泉北高速鉄道 (1)
デマンド交通 (1)
駅とまち (1)
BRT (1)

FC2カウンター

アクセス回数

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QRコード