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北近畿タンゴ鉄道運行を担う民間会社公募
「北近畿タンゴ鉄道」:「鉄道会社を運営しませんか」
毎日新聞 2013年09月27日 19時31分(最終更新 09月27日 19時55分)
京都府と兵庫県の北部を走る第三セクター鉄道「北近畿タンゴ鉄道」(KTR、本社・同府宮津市)の経営難を受け、最大株主の京都府は27日、鉄道の運行などを担う民間会社を公募する方針を明らかにした。KTRは車両や線路などのインフラを保有する会社となり、「上下分離方式」で収支構造の改革を図る。10月下旬から公募し、今年度中に決定する予定。
KTRは1988年開業。現在、宮津線(京都府西舞鶴−兵庫県豊岡)と宮福線(京都府宮津−同府福知山)の2路線を運行する。景勝地・天橋立などの観光需要もあるが、開業以来赤字が続き、12年度の経常損失は過去最悪の8億4149万円。沿線自治体の補填(ほてん)で存続している。
府によると、新たな民間会社は、KTRに鉄道インフラの使用料を支払うが、逆に設備の管理委託料を受け取る。そのうえで、鉄道事業や関連ビジネスで収益を図る。現行の雇用やサービスを維持し、10年以上運営することなどが条件になる見込みで、バス会社など複数の事業者が関心を示しているという。
【土本匡孝】
http://mainichi.jp/feature/news/20130928k0000m040034000c.html
コメント
年間8億円もの赤字を出して、それを京都府、兵庫県、沿線自治体が負担していましたが、ついに運行者募集という事態になったかという感じです。インフラ部分を切り離して、運営だけで、果たして黒字になるのかどうか、募集するからには、勝算はあるのでしょうか。引き続き注目です。(tk)